01/12
★研究打ち合わせ

ブログ150回記念 スペシャルゲスト企画 
京都のシン君、今日も登場!


せっかくなので、今日もコメントします。

今、LKM博士と一緒にやっている共同研究の研究チームでは、
定期的に研究打ち合わせ会議をやっています。

会議後に、お酒を飲みながらやはり研究の話をします。

この研究では、糞便の解析が重要な部分を占めます。

飲食店ですので、気を使い、最初は
「このサンプルの解析方法が・・・」
などと言っているのですが、

議論が白熱し、お酒も入ってくると、
「うんこ一本をきっちり練って均一にしろってことですか??」とか、
「うんこの洗い方で結果が変わってくるからなあ。」
などとむき出しの言葉が飛び交います。

もちろん白熱しているため、声も大きめです。

ふと気付くと、店内が静かになっていることがあります。

大変申し訳ないことだと思います。

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01/08
糞便の量と攻撃力

ブログ150回記念 スペシャルゲスト企画 
京都のシン君登場!

はじめまして、LKM博士と共同研究をしておりますシンです。

LKM博士と実施している研究では、糞便を扱っていますが、
糞便はその量で攻撃力が全然異なることをお話しようと思います。

糞便中のDNAを扱うときは、数十mg(1gの100分の1くらい)で、
これはとても可愛い分量です。
あまり怖くありません。実験台の上でも何があるかわかりません。

糞便中のポリアミンを扱うときは、数百mg(1gの10分の1くらい)で、これは結構においます。
間違って飛び散ったりしたらとても悲しい気持ちになります。
実験台の上ではかなりの存在感があります。

糞便中で菌を培養する場合は、数十g以上を扱うことになりますが、
これは大変な攻撃力です。
瘴気を漂わせています。
すこし心が傷つきます。

以前の私のオートクレーブ事件(8月24日ブログ参照)では、
100gくらいのうんこ(一本分くらい)をオートクレーブしました。
大量のうんこがオートクレーブされ、熱エネルギーをまとったため、
研究棟のフロアー全体に広がる大惨事になりました。
量の問題はよく軽視されますが、糞便を扱っていると定量の重要性が
身にしみてわかります。

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08/27
ウンチが便りをくれる? ②

理研の辨野です。
昨日のつづきをお話しします。 

そのウンチの持ち主であった方は普段から便秘を繰り返し、
体調はよくなく、肌にぶつぶつができると言うのです。
その人にとって「便秘が2週間!」は日常茶飯事。
「えっ、ウンチって、毎日でるのですか?」
と真顔で尋ねられたのです。
驚くことに1週間以上でなくとも特に便意を感じない、別段、つらくはないというのです。

いったいどんな食生活をしているのでしょうか?
「お菓子しか食べない。あとはペットボトルのジュースかな」。
生活は不規則で、食事は決まった時間に摂らず、
ここ何年もごはん粒なぞ食べたことがないというのです。
なるほど、それでは便秘もするし、便意も感じなくなるわけだと思いました。

健康を扱うテレビ番組のおかげで、
今まで見向きもされなかった若い女性からウンチをいただける幸運に恵まれたのですが、
調べていくうちに、若い人たちの危機的な現状を知ることになったのです。

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08/26
ウンチが便りをくれる?① これまでに見た「とんでもない」ウンチ

ブログ100回記念 スペシャルゲスト企画
辨野義己先生(理化学研究所知的財産戦略センター・辨野特別研究室)登場!

こんにちは。理研の辨野です。
100回記念にLKM博士からコメントを依頼されましたので、
得意のウンチの話をしたいと思います。

「便の研究をしている辨野先生にウンチを調べてもらいたい」
――最近の健康ブームにのって、
私の研究室にもマスコミの取材が頻繁に訪れるようになりました。
そこで「鼻にきた」ウンチの話をしましょう。

クール宅急便(食品と記載:中味は元食品です)で送られてきて、
厳重に包装された容器を開けたとたん、
どう形容していいかわからないほどの強烈な臭い。
研究室のみんなはのけぞり、逃げ出したほどです。
石のようにコロコロで、数層に重なり、パラパラとはがれてとれる。
しかも、そのウンチの硬いこと。なかなか崩れないのです。
今まで、日本で一番ヒトのウンチをみてきたと豪語する私でさえ、
初めて目にするウンチでした。
さらにその中身に驚かされました。
ウンチの水分含量は60%。水分が70%になると、かなりひどい便秘だといわれます。
「それが60%とは...。」
その便はたぶん、大腸壁にビターとこびりついていたのです。
その腸内細菌を調べると、
善玉菌といわれるビフィズス菌が培養できる腸内細菌のわずか0.01%以下。
悪玉菌のクロストリジウムがなんと16%もいたのです。
健康なヒトの腸内ではビフィズス菌は10~15%、
クロストリジウムは5%前後の比率で棲みついています。
この人の腸内には善玉菌がほとんどなく、
悪玉菌が超優勢の驚異的な数字で棲みついていたのです。
(明日につづく)

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辨野義己先生(理化学研究所知的財産戦略センター・辨野特別研究室)
LKM博士にとっては、腸内菌叢の解析方法を手取り足取り指導して頂いた師匠です。
お酒の方も厳しく指導されたとか。
これまでに、二人で一体何リットルのお酒を飲んできたのでしょうか?

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